療養はもう終わった。

それはそれは特別な日でした


今、2日前に終わったカフェワンマンのことを思い浮かべながら


ようやくこの文章を書けている。


長文です。



ライブ【自宅療養】vol2は



僕にとって、良い意味でも悪い意味でも


とても記憶に残る1日だった。


まず、やっぱり思ったのは

【自分の覚悟の甘さ】


これは特にひどかった。



ライブをやれば、昔のように

それこそ当たり前のようにお客さんが来てくれると思っていた。


甘い考えだ。


今回は少し、しつこいくらいにメルマガやSNSなどに

【見に来てください、お願いしますよ〜】と書き続けた。


正直、相当焦っていた。


なんだか自分の行動に進化がない。


お客さんに【じゃあ見に行ってみようかな!高田リオンを!】

↑というような魅力は、実際のところ年々減ってきてるし

これから僕が立ち止まっているかぎり更に減っていくのだろう。



じゃあどうするか?



【全てを受け入れて、新たなチカラに変えていくしかない】


これが僕の出した答え。



【台風が来てたから〜】

【前回のワンマンから半月しかスパンがなかったから〜】とか


こういうクソださい【いいわけ】は

脳内に発生した時点で僕自身、吐き気がしちゃう。


すごくカッコ悪い。



だから僕はステージに立つ前に

鏡を見ながら気持ちを切り替えた。



【今日、来てくれてる人に全てを捧ぐ!】と。




ここで、話は冒頭に戻る。


【良い意味で】と言ったほうの出来事。




歌が伸びる、伸びる


唄ってて気持ちいい、気持ちいい



確かに前回の自宅療養vol1は盛り上がったし、僕も派手にはしゃいだ。



でも今回は

決して盛り上がってはいないけど

来てくれてるファンの方がしっかり聴いてくれてる姿が僕には見えた。


涙を流してくれてる姿を

僕は確かに見た。




僕が唄う理由なんて


もう、これだけでいい。



目の前に求めてくれる人が【まだ】いる


だから唄う。



これだけでいい。




もうこうなってしまえば僕は無敵だ。




これからどんな恥ずかしい行動だって

ウキウキしながらできる気がする。



〜バカにされることは

もうどうでもいい、そういうのホントどうでもいい〜



新曲で自分がそう唄っている理由が



ようやく自分に追いついてきた!





これからがとにかく凄く楽しみ。



僕は幸せ者だ。



来てくれた皆様。


スタッフの皆様。

元同僚の坂本ちゃん。


久しぶりに見に来てくれたミュージシャン友達。




ありがとうございました。


PS

久しぶりに昔みたいなスタイルでステージに立ちました。


ハットに雪駄、無精髭。


なんか、くすぐったいけど


再スタートです。



今回で、療養はもう終わり。




リオン


TAKADA RION ALL RIGHTS RESERVED